インタビュー趣旨などダミーインタビュー趣旨などダミーインタビュー趣旨などダミー街をつくるのは人、というより人が集まって暮らしている風景が街そのもの。だから、街がどんなところなのかを知りたくなれば、そこで誰がどんな風に暮らしているかを見てみたくなるのが人情というもの。 これまで自転車での街巡りなどのイベントをしかけてきた私たちツギ_ツギチームは、よりこの街を深く知りたい、そしてその魅力を共感できる誰かと共有したいという思いを募らせてきました。そこで、日常で誰しもがちょっと楽しみにしている「食」に注目。
遠藤剛さん、樋口幸代さん、片岡清高さん、
夏川雄介さん、アラーヤ・マージさん
聞き手:松浦廣樹、長澤剣太郎、
木内俊克(東京大学建築学専攻・ツギ_ツギ研究スタッフ)
「思い出のごはんやおかずについて伺います。いつ、どんなものを、だれと食べましたか?」すぐに思い出すことはむずかしくても、「あのとき食べた~~は本当においしかった」、誰しもそんな記憶を持っているはず。そして不思議と、なんでもない日常の風景の、毎日の積み重ねの中にこそ、思い出深い経験が隠れていることもしばしばでは。
第二話に引き続きのこのテーマで、三筋・小島・鳥越(以下、三小鳥)の三町に暮らす方々からお話を伺った中、昔ながらの気分をしっかりと受け継いでいながら、自然体がさわやかなちょっとしたこだわりで暮らしを楽しんでいる、そんな印象が素敵な方々の「食」をおすそ分け致します。うなずきたくなる生活の質がそこかしこに散りばめられ、日々つむがれているこの街のいまが見えてくるはずです。
若い人やお子さん連れのご家族でにぎわっていて、日常の彩を楽しむいまのおかず横丁の空気。こだわったものを提供しているからこそ、そのちょっとしたおまけでお友達との時間を楽しめるお菓子屋さんでの素敵な集い。知る人ぞ知る特製ケーキ。毎日の積み重ねに確かな豊かさを添えてくれるまかないが大変美味なこと。世代をこえてみんなが大好きなかき氷。
昔ながらのこだわりの気分が、少しずつ形を変えながらもいまも街に息づいていて、それを自然体で楽しむ方々の日々の暮らし。気負わないそんな街の空気を吸い込みに、ぜひ皆さんもふらっと訪れてはいかがでしょうか。(文責:ツギ_ツギスタッフ・木内俊克)